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草野河豚

Author:草野河豚
東北人。現在は実家で修行中。
乱読気味で、読む本にバラつき有り。
ラノベ・ミステリ・ファンタジーを比較的好む。
あと軽くオタ入ってます。

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京極夏彦『絡新婦の理』
4062735350文庫版 絡新婦の理 (講談社文庫)
京極 夏彦
講談社 2002-09

by G-Tools


 『鉄鼠』で止まってたので続きを読むことにした。

 今までに比べ、珍しく読みやすくて吃驚。
 原因としては、京極堂の解説があっさりしていたこと、ほとんど順番通りに事件が起きること、人物があまり暴走しないことなどがあると思う。まさしく予定調和といった感じ。
 きっちりまとまりすぎてて、物足りなさを感じるというのも、不思議だ。
 それが、作者の狙いなんだろうけども。

 事件の関係性とか、並べ方とかを見ていると、ネタの見せ方って重要なんだと改めて思う。


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読書日記 | 20:11:11 | Trackback(0) | Comments(0)
時雨沢恵一『キノの旅Ⅸ』
キノの旅〈9〉the Beautiful World (電撃文庫)

 息抜きに一冊。「キノの旅ってこんなに短い話ばかりだったっけ?」というのが久しぶりに読んだ感想。無駄な描写は極力カットして話の筋だけを書いている。ショートショートはアイデア勝負、ということを再確認した。あと師匠、こんなによく登場してたっけ?

 また、あとがきを見て、作者に何かあったのかなーと心配して、カバー裏を見て安心する、というのも変な話である。

読書日記 | 20:14:03 | Trackback(0) | Comments(0)
阿部和重『ニッポニア・ニッポン』
ニッポニアニッポン (新潮文庫)

 自身の姓に「鴇」の字がある事から、トキにシンパシーを感じている鴇谷春生。国家により保護されているトキの現状を憂い、春生は一人計画を立てる。飼育か、解放か、密殺か。発案から実行に至るまでの状況を詳細に書き留める作品。
 
 今までに読んだ事のないタイプの小説。硬い文体で淡々と心理・状況を書いている。独りよがりな主人公を、客観的に見るためだろうか。「自己中心的な思考方法と、都合の良い解釈をとる人物像」がくっきり浮かび上がる点は流石だと思った。また後半になるにつれ、人物の中身が徐々に変わっていく様も面白い。

 ただ、筆者が何を意図してこのような話を書いたかは、よくわからない。解説にあるような「象徴」を取り扱った話なのか、それとも単純に事例を示したかっただけか。詳しいところは不明。

ヒロインの二人をアニメキャラと同名にする点から、「こちらの手が届かないもの」=「一方的な横恋慕」=「ストーカー行為」という連想も考えられるが、単に作者が幼女好きという可能性もあるので何とも言えない。】←ネタバレ(?)につき伏字。

 長篇の『シンセミア』が気になるけれど、あと一つ、短いものを読んでみたい。

読書日記 | 23:49:31 | Trackback(0) | Comments(0)
恩田陸『ロミオとロミオは永遠に〔上〕〔下〕』
ロミオとロミオは永遠に〈上〉 (ハヤカワ文庫JA) ロミオとロミオは永遠に〈下〉 (ハヤカワ文庫JA)

 上巻は少しずつ。下巻は一息に読めた。

 廃棄物や科学汚染にまみれた近未来。「大東京学園」の卒業総代になれば、一族将来の安全が保証される。アキラとシゲルはそれぞれの思いを胸に、ついに大東京学園の生徒となったが、学園の有様は評判と異なる物だった。やがて学園の在り方に疑問を抱いたアキラは、脱走することを決意する。

 粗筋はこんな感じ。20世紀のサブカルチャー(映画、ブーム、流行用語など)を随所に取り上げているのが特徴で、量はかなり多い。知っているものを見てニヤリとできるかは、その人次第か。(巻末に解説あり。わからない時はそちらを見れば宜しい)

 最初の説明が長いけれど、世界観を説明するには適当だと思う。三章、四章の辺りから話のテンポが速くなるので、読んでて飽きない。内容はどうあれ、恩田陸は、畳みかける書き方が本当に上手いと思う。(『麦の海に沈む果実』『ライオンハート』etc)

 但し、人物・設定の部分が物凄い勢いで消費されていくので、追いつくのが大変。また今回は、一つの設定(主に人物)をじっくり練り上げていく事も少なかった。読み終えて、情報過多で飽和状態にはなったものの、しっかりと残る物はなかった気がする。

 もっとも、作品の在り方を考えれば、あるものの変化を書くよりは、「大東京学園」という一個の都市(且つ、そこに順応した人々)を自由に想像できるくらいの方が面白いかと。漫画チックな内容も楽しめた。

 以下は、ネタバレに関する感想。


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読書日記 | 00:55:56 | Trackback(0) | Comments(0)
飛浩隆『グラン・ヴァカンス―廃園の天使〈1〉』
グラン・ヴァカンス―廃園の天使〈1〉 (ハヤカワ文庫JA)

 仮想空間に生きるAIたちの攻防を描く、SF長篇小説。

 ゲストが来なくなってから千年、〈夏の区界〉は何事もなく存在し続けていた。そこに突如として降ってきた「蜘蛛」の群れ。蜘蛛はAIたちを殲滅するほどの力を持っていた。命からがら逃げ延びたAIたちは、一時「鉱泉ホテル」へと避難する。ホテルを拠点に、AIたちは蜘蛛たちと闘い合う。


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読書日記 | 02:16:53 | Trackback(0) | Comments(0)
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