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草野河豚

Author:草野河豚
東北人。現在は実家で修行中。
乱読気味で、読む本にバラつき有り。
ラノベ・ミステリ・ファンタジーを比較的好む。
あと軽くオタ入ってます。

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司馬遼太郎 『新撰組血風録』
新選組血風録
 「面白いよ」と勧められて早一年半。下手したら二年くらい経ってます。なのに未だに手をつけてませんでした。ずーっと本棚の下で眠らせてて、引き出して読んだら五日で読了。二年、で、五日。いやー人間って頑張れば読めるもんなんだなぁ。というわけですまん兄者よ。


(以下、感想です)


 内容は題にもあるとおり、新撰組の面々を主人公にした短編集です。ただし近藤・土方・沖田などの所謂「人気者」は余り出ません。個別の話が少ないだけで全編に顔は出してますが、「土方万歳!」とまでは行かない。無名の隊士たちを中心に話を進めています。
 新撰組は隊の規律が厳しい事で有名ですが、これを読むとその凄まじさが改めて判ります。切腹、粛清、暗殺が殆どの話に入っているのが凄い。しかしそれでも、どこか陽気に構える沖田のように、全体が始終緊張しているのでもない。嘘のように繰り返される粛清を見ていると、新撰組という隊の異常さ――尋常のなさが浮かび上がってきます。流石、司馬遼太郎というべきでしょう。元々歴史小説は読まない方だったのですが、これから見る目が変わりそうです。

 全く話は変わりますが、こういう歴史小説を読むと、どこまでが史実でどこまでが創作なのか、そこが非常に気になってきます。もっと言えば、どんな史料を基にして話を作ったのか、史料をどの程度参照しているのかという点です。人物の心情は推測するとしても、そのほかの人物関係はどうか。全てある訳ではないから、これも幾らか想像で補うしかないでしょう。しかしどこまでやって良いものか。ちょっと躊躇してしまうのもまた事実です。テーマに沿えばそれで良いのかも知れませんが。


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読書日記 | 00:43:12 | Trackback(0) | Comments(0)

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